2020春夏アフターホームワーク、タオルやナプキンを使ったユニークなコレクションです。
史上最年少、19歳でパリのオンスケジュール（いわゆるパリコレ）でショーを行ったピエールとエレナ。アフターホームワークの経歴は皆さんご存知だと思いますので割愛させていただきます。
ピエールですが、バルセロナに遊びに来てくれた時に一緒に食事に行きましたが、
よくファッション業界を知っている青年、というのが私の印象です。
21時閉店なのに遅れて22時ぐらいに来た時にはひっぱたいてやろうかと思いましたが、
まあ、私も大人なので勘弁してやりました。どや！
お母さんがバイヤーだったらしく、子供のころからファッションに慣れ親しみ、英才教育を受けた青年です。
そしてファッションの隅々まで21歳とは思えないほど色々知っています。
私が彼ぐらいの年頃のころは、ただのファッションオタク、いくつかのブランドを崇拝し、必要以上に入れ込んでいた感じでしたが、
ピエールの場合、冷めているというのとは違うのですが、ファッションの政治の世界まで熟慮しています。
しかもBlessやWendy&Jimに至るまで、クリエイティブなブランドはかなりさかのぼって知っているので、
よく知っている分、ツボを押さえたデザインができるのもうなずけます。
どちらかというと、プロウケするけど、素人ウケしない感じもありますが、こういうブランドは必要だと思います。